吉川尚輝の守備の評価がすごい！菊池涼介と比較してみた？

吉川尚輝の憧れは中京大学の先輩　「菊池涼介」

　ドラフトに巨人第一位の指名の瞬間は驚きの表情を見せた吉川は、「中京学院大の先輩、（広島）菊池さんのように守備で魅了する選手になりたい」とはなしています。

中京学院大学の監督は吉川と菊池を下記のように分析しています。

吉川尚輝と菊池涼介を中京学院監督が分析

中京学院大・近藤監督による菊池と吉川の大学４年時の比較は「両者でタイプが違うので、甲乙つけがたい」と前置きし、「吉川の方がちょっと上かも？」との見解を示した。理由は「肉体的な強さは菊池が上だが、打撃の確実性や守備などのプレーそのものは吉川が勝っています」　とのことです。

吉川と菊池！守備は中京学院時代はどちらが上？

吉川は、守備範囲の広さなど、能力の一端を示す「補殺」で、ゴールデングラブ賞５度受賞、中京学院大の先輩でもある広島菊池を抜いています。

動画でもどうぞ！

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吉川尚輝と菊池涼介もなぜ守備はセカンド？

　吉川尚輝も菊池涼介は大学時代、ショートを守っていましたが、なせプロではセカンドをまもっているのでしょう。

菊池涼介をセカンドに起用した理由

菊池の入団時（2012年）のショートには梵英心という絶対的な存在がいました。当時は30歳を過ぎた脂の乗り切ったころで、長くそのポジションを守ってきたベテランをコンバートすることは考えづらい状態でした。そこでショートに固定せずに、セカンドもサードも守らせ、内野ならどこでも守れるオールラウンダーという位置付けでスタートしました。考えたくはないですが、どこかにケガなどで空きが出た場合、そこに入れるほうが現実的だったわけです。結果として、守備範囲の広さを求められるセカンドとなったのです。

吉川尚輝をセカンドに起用した理由

こちらも菊池と同様の理由です。ショートには坂本勇人という絶対的な選手がいるからでしょう。よっぽどのことがない限り坂本勇人からショートのレギュラーを奪うことはないでしょう。

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吉川尚輝と菊池涼介の大学時代の成績は？

菊池涼介

大学2年春に岐阜学生野球リーグで３冠王を達成しています。2,４年時には大学日本代表に参加しています。

吉川尚

岐阜学生野球リークでは、２年春から3季連続で盗塁王をとり、２年春と4年では首位打者を獲得しています。16年6月の全日本野球選手権では優勝に貢献しています。

吉川尚輝は大学時代菊池涼介を大研究！

13年から５年連続でゴールデンクラブ賞を受賞している菊池は５学年先輩である。大学時代は、菊池の動画をむさぼるように研究しました。

井端コーチの菊池涼介のような守備への見解

井端守備総合コーチから菊池涼介になるための助言

吉川尚は、「守備範囲とスピードは一級品。菊池クラスの選手になれる」ただ、「今の菊池との決定的な違いは、球際の強さである。年をとってから守備範囲は落ちても、クラブさばきは衰えない」とはなしています。

201804/28追記

守備総合コーチが菊池より守備範囲は広いと認める

「彼の最大の持ち味はスピード。守備範囲だけなら広島の菊池より広いかもしれない」
「吉川は二塁に打球が飛んで、そのボールに追いつくスピードだけなら12球団で一番速いと思います。そこのスピードが守備範囲の広さにつながっている。」

確かに今年度は菊池より守備がうまいですよね。

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吉川尚輝への守備の評価は？

山本昌氏
「守備での貢献度が非常に大きい。昨年までジャイアンツのセカンドは決まらなかったじゃないですか。吉川選手が入ったことで守備が安定しました」
江本孟紀氏
「あの程度のものなら菊池のプレーでいつも見慣れていますから。そこまで言うほどのプレーじゃない。あれぐらいやってくれないと困る。内野では一番の見せ場ですから」

菊池のプレイで見慣れているって何をいっているのでしょうか。ほかの選手はどうなるのか。

比較対象が高いと大変ですね。

まとめ

　ルーキーイヤーの昨季は出場数が5試合と物足りない結果に終わったものの、今年の春季キャンプやオープン戦ではハツラツとした動きを披露。坂本と吉川尚の二遊間が確立されれば、他球団の脅威になるのは間違いない。田中俊太も二塁のレギュラー候補に名乗りを挙げているが、ここは昨季の借りをまとめて返してほしいですね。