ヘッスラ(ヘッドスライディング)とは?早い?遅い?意味!やり方!禁止!遅い!巨人・坂本勇人・吉川尚輝

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ヘッスラ(ヘッドスライディング)とは?早い?遅い?意味!やり方!禁止!遅い!巨人・坂本勇人・吉川尚輝

アンチの意見を総括すると「ヘッドスライディングをすればセーフになった可能性もある」「気合・気迫を見せろ」ということらしいです。吉川尚輝みたいに怪我したらどうするのでしょうか。

ヘッスラ(ヘッドスライディング)とは?早い?遅い?意味!やり方!禁止!遅い!巨人・坂本勇人・吉川尚輝

そもそもヘッスラとはどういったものなのでしょうか。

進行方向に対して両手を前に出しながら塁に飛びつくように頭から滑り込む方法であり、足からのスライディング以上に危険を伴うプレーであり、しばしば突き指や骨折、肩の脱臼など野球選手にとって致命的な怪我に繋がることがあります。

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ヘッスラの有名人

ヘッスラのデメリット!骨折!怪我!吉川尚輝

ヘッドスライディングがだめな理由はなんといってもケガをしやすい!!!!!!!!骨折

ケガをしやすい理由は

・胸部や首を強打する
・手を踏まれたり、他の人に接触したりして、怪我をする可能性がある

というのがあります。

巨人・吉川尚輝は2018年ヘッスラでケガをして長期離脱になりました。

これにはじいじ(堀内恒夫)も激おこ。

1塁にはヘッドスライディングするより駆け抜けた方が速い。そして足を踏まれたり骨折したりとリスクが非常に大きい。じゃあ、何でするのか。今年からリクエスト制度が始まってはいるけれど正直に言って審判の目を騙すというかごまかすというかねギリギリのところでいくとセーフの判定をいただけるそういう利点は確かにあった。でもその利点以上に危険度が高い。
(2018年08月02日 堀内恒夫さん オフィシャルブログ)
https://ameblo.jp/horiuchi18/entry-12395061062.html

ヘッスラのメリット!早い・盛り上がる

危険なヘッスラですが、なぜ現在もよくプレーされているのでしょうか。

立命館大学調査「ヘッスラのほうが早い」

立命館大スポーツ健康科学部の岡本直輝教授が2018年に発表した調査によると、ヘッスラのほうが早いという結果が出ました。あくまで立命館の準硬式野球部の学生15人対象に行われた調査なので、プロの選手で調査するとどういう結果が出るのか気になる所です。

ヘッドスライディングの方が速かった選手は12人、駆け抜けた方が速かったのは3人だけだった。統計全体でもヘッドスライディングの方が0・04秒ほど早く、距離に換算して30~40センチの差になるという。またスライディング動作を解析すると、ヘッドスライディングする方が速い選手ほど、手を着く場所がベースに近く、踏み切りの足よりも頭が大きく前に出る傾向が分かった。一塁へのヘッドスライディングは、塁審へのアピールや味方の士気向上など非科学的な面で利点を語られることが多かったが、技術があれば有利になることが一定裏付けられた。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/26415

盛り上がる・ニュース映えする

確かにヘッドスライディングをすると球場が盛り上がります。またニュースの見出し検索を見てみるとよく「気迫」という言葉とともに使われています。

西武源田、執念の“ヘッスラ”でボテボテのゴロを安打に変える
森 先制ソロ&気迫のヘッスラも無念の敗戦
【巨人】初回に先制 1番・亀井は気迫のヘッスラ二塁打 坂本勇はバントの構えで揺さぶり
【巨人】坂本勇、キングタイ35号ソロ含む3安打&気迫のヘッスラで連敗ストップに貢献「一戦一戦頑張るだけです」
日本ハム中田気迫の一塁ヘッスラ「あきらめない」
日ハム西川、勝利を呼ぶ気迫のヘッスラ「中田さんから『せこい』って…」

審判へのアピールに繋がる?

頭から突っ込むと判定しにくい・審判に熱意をアピールしやすいというメリットがあります。裏を返せば誤審につながるということでもありますが、ビデオ判定を行ってからは効果があるのでしょうか。

2013年の日本シリーズではヘッスラをした楽天・藤田がセーフになり巨人ファンが激おこした事件がありました。

2013年10月27日の東北楽天ゴールデンイーグルス対読売ジャイアンツ戦、日本シリーズ第2戦(クリネックススタジアム宮城)の7回裏二死1・3塁の場面で藤田一也が二塁ゴロを放つ。一塁への送球は明らかにアウトのタイミングと思われたが藤田のヘッスラによりセーフ判定、タイムリー内野安打に。
(新なんJ用語集より)

元阪神の亀山つとむもこう語っています。

プロの審判はプレーの流れでの判定が多く、守備がベースに触れていなくても、タイミングでアウトとすることがありました。でも頭から突っ込むと判定の時に悩むんです。
(2013年9月20日 週刊ポスト 亀山努)

ヘッスラを極めれば神になれる

野球選手は生き残り戦争が激しい世界。

元中日の荒木雅博さんは守備では伝説の二遊間を結成し、打撃では2000安打達成した超一流選手ですが、「ヘッスラの神」「神走塁」と呼ばれていました。

ヘッスラ賛成派の意見

著名な選手・OBで賛成している方はあまりいません。

宮本慎也

PL学園出身の宮本慎也はヘッスラ肯定派。アンパイヤがもしかしたらセーフといってくれるかもしれないと答えています。

「駆け抜けたほうが絶対に早いですか? ヘッドスライディングしたら、アンパイアがもしかしたら“セーフ”って、両手を広げてくれるかもしれないじゃないですか!

ヘッスラ否定派の意見!坂本勇人は?

ヘッスラ否定派の意見です。やはりケガをするという意見が多いようです。

福本豊「一塁は不要」

世界の盗塁王である福本豊さんはヘッスラは反対派。摩擦を生む、走ったほうが早い、怪我が選手生命を脅かすと真っ当なことをいっています。普段の珍解説からは想像出来ませんがやはり理論派なのですね。

「そもそもスライディングというのは、二塁や三塁、あるいはホームベースでのタッチをかいくぐる時に効果を発揮する。一塁はタッチプレー不要やし、走者も走り抜けることが認められているんやから、トップスピードの状態で走り抜ける方が当然速い。なんでわざわざ、グラウンドとの摩擦を生むような動作をする必要があるのか。相当巧い人ならそういう結果(コンマ1秒早い)も出るでしょうが、それが万人に適用されるわけじゃないし、大ケガをするリスクと釣り合うほどの差ではない。野手に踏まれて骨折したり、脱臼したらどうするの。その1回のケガが選手生命に関わることもあるんですよ」
(2013年4月19日 週刊ポスト)

イチロー「嫌い」

ヘッスラをして気合を見せたムネリンに対して「ヘッスラ嫌い」と一言。常人ならショックで立ち上がれませんが、あのムネリンなので逆に興奮した可能性も否定できません。

「アマチュアじゃなく、オールスターの選手。すごくカッコ悪い。WBCの時、僕の近くでいろんなものを見ているはずなのに、僕が一番嫌いなことをしやがって」
(2007年 北京五輪アジア最終予選 対韓国戦 川崎宗則に対して)

桑田真澄「イチローくんがヘッスラするか?」

理論派の桑田も反対派。PL後輩の宮本慎也さんに伝えてください。

「身体ができあがったプロ野球選手はやってもいいし、好きにすればいいんです。ビジネスですからね。でも、成長期にある子供達は毎年骨や関節が伸びてますよね。その段階でヘッドスライディングをすると、脱臼や骨折や突き指をするんです。なぜなら、世界の盗塁王・福本さん、今でいうとイチロー君。ヘッドスライディング見たことないでしょ?
(2010年9月19日 S☆1)

片岡治大(片岡易之)「ケガが多くなる」

スピードスターの片岡コーチもヘッスラ否定派。

「ヘッドスライディングをして、ケガをした記憶もあるので、それからはあまりしていないですね。肩を脱臼したりとか、大きなケガが多くなってしまうので、僕はなるべく足でスライディングをした方がいいと思います」
(2010年9月19日 S☆1)

立浪和義 「10.8決戦のヘッスラで後遺症に」

特に反対派というわけではなさそうですが、1994年10月8日の10.8決戦でおこなった人生初のヘッドスライディングで左肩を脱臼し引退まで痛みがが続きました。

「僕は小学4年から野球を始めたわけですが、ヘッドスライディングはただの1度もやったことのないプレーでした。もし僕らが優勝したとしても、日本シリーズでのプレーは不可能でしたね。翌シーズンも痛みが取れず、その状態は後遺症となって引退するまで続きました
(2019年1月16日 FLASH)

亀山努「やらないほうがいい」

平成のスライディング王と呼ばれた阪神の亀山努さんもエンターテインメント的な効果は認めていますが、やらんほうがええといっています。

「いや、あの…正直、ヘッスラはやらないほうがいいと思います。やはり重大なケガの危険が伴いますから。僕はお客さんを楽しませることも重要なプロ野球という舞台でヘッスラをやり続けましたが、やらないで済むならそれに越したことはない。全国の野球選手の皆さんは、ぜひヘッスラをやらなくてもいいようなクリーンヒットを打つ練習をより頑張ってほしいです」
(2018年04月07日 週プレ)

坂本勇人「そんなにしたくない」

坂本も2019年にヘッスラしていましたが判断した上でのプレーです。本当はそんなにしたくないと発言。活を入れたことは称賛しています。

原「チームにいい意味で活をいれた。いつも頼もしく映っています」
坂本「あれが一番速いかなと思っただけで、そんなにしたくはないですよ」
(2019年9月8日 スポニチ)

まとめ

ヘッスラは審判の目をごまかせる、全力プレーで観客やチームメイトを奮起できるというメリットもありますが、ビデオ判定もありますし、何よりも選手生命を脅かしてしまうデメリットの方が大きいです。

本人が判断してヘッスラするのは構わないと思いますが、ヘッスラのデメリットを無視してむやみやたらと称賛したり、気迫を見せろなどといってヘッスラを強制するのは平成で終わってほしいですね。

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