浅尾 拓也の全盛期の投球フォームと成績?引退理由は凄さと短命!サファテが駆使と批判!
浅尾拓也(中日)は短命の投手と言われています。引退理由は投球フォームにあったとか投げすぎたとか言われていますが、全盛期はすごかったです。
特に2011年は79試合、87回1/3を投げながらも防御率0.41という圧倒的な成績を残し、中継ぎ投手としては史上初となるシーズンMVPにも輝いている。
出身地 愛知県知多市
生年月日 1984年10月22日
身長 182 cm
体重 78 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2006年 大学生・社会人ドラフト3巡目
初出場 2007年4月10日
全盛期のフォームと成績?
2010年に年間ホールドの日本記録を樹立します。
2011年には、中継ぎ投手としては初のリーグMVPとゴールデングラブ賞を受賞しています。
球団初の連覇に大きく貢献した。
投球フォームは?
専門家(体育系の教授)によると、あの投げ方はかなり負担が有るそうです。
投球フォームはテークバックが小さく腕の振りが速いスリークォーターで、これは高校時代に投手へ転向する前にやっていた捕手の投げ方が影響しており、浅尾曰く「何度も直そうとしたがどうしてもこの投げ方に戻ってしまう」といいます
クイックで走者の盗塁を防ぐことが多く、赤星憲広も上記の牽制・フィールディング・クイックを高く評価しています。
赤星の現役時代は「浅尾選手がマウンドにいるときだけは盗塁をしようと思わなかった」と語っています。
腕を振っているのではなくて振られているそうです、足が突っ張って投げるため莫大な力が伝わるようです。
そのかわりに他の球団の投手よりも、肩は壊れやすいと諸羽の剣らしいです、ですからかなり管理が難しいらしいです
その強さは彼がマウンドに上がると相手チームのファンが勝利を諦めて帰ってしまう程でした。
しかし、2012年からは不調に苦しみ、怪我によって登板機会も激減してしまいました。
豊中ローズ球場で見た浅尾くん。他の選手とは全然違う、悲壮感漂うような表情でした。本人のコメントにもあったけど、今までほんと辛かったんだろうな。。#浅尾拓也 pic.twitter.com/wBezMLSVSm
— saya-doala (@106810a9db5c403) August 15, 2018
凄さと短命で投げすぎた
プロ入り2年目の2008年に44試合に登板して12ホールドをマークして頭角を現します。
翌年以降はセットアッパーに定着します。
2010年、2011年と2年連続で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得します。
特に2011年は79試合、87回1/3を投げながらも防御率0.41という圧倒的な成績を残し、中継ぎ投手としては史上初となるシーズンMVPにも輝いている。
ちなみに今年ルーキーながらクローザーとして防御率0.86をマークした栗林良吏(広島)の投球回が52回1/3だったことを考えると、この浅尾の数字がいかに驚異的であるかがよく分かるだろう。
この2年間の登板過多が影響してか翌年以降は故障で成績が低下し、完全復活ができぬまま2018年に引退している。
今日のゲストは浅尾拓也二軍投手コーチでした。若手投手の評価、分析から現役時代の話まで。たくさん語って頂きました。リアルタイムで聞けなかった方はradikoのタイムフリーでお楽しみください。 #スポ音 pic.twitter.com/HeCGNFWk6E
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) January 23, 2021
浅尾自身は短命とは思っておらず「自分の調整不足なんですよ、本当に。」と話しています。
浅尾 拓也の引退理由は?サファテが駆使と批判
福岡ソフトバンクホークスの最強クローザーであるデニス・サファテがツイッターで浅尾拓也さんの不調の様子に「壊したのは中日ドラゴンズだ」として当時監督を務めていた落合博満さんを暗に批判しました。
デニス・サファテがこうした批判をしたきっかけは、野球記者のジョン・ギブソンがツイッターで「今の浅尾拓也を見ると悲しくなる」とツイートしたからでした。
「あれはドラゴンズが犯した過ちだった。毎日イニングまたぎをやっていた。彼は私が今まで見てきた中でも最も優れた能力をもつ投手だったが、残念だ」。さらにハッシュタグをつけ「俺たちはロボットではない」「自分の肩を守れ」と訴えた。ヤクルトでクローザーとして活躍したトニー・バーネット(レンジャーズ)も「同意」と反応している。
2012年に、シーズン前から原因不明のストレートの減速に悩まされ、シーズンに入っても調子が上がらず、開幕から38試合で21試合に登板して失点6します。前年(開幕から37試合で21試合に登板して失点2)を上回るペースで失点を喫し、5月14日に登録抹消となりました。それから歯車が狂ったのかもしれません。
ただ、2018年は2軍で27試合で防御率2・67の好成績ではあり一度は復活は見せました。
浅尾拓也は中日ドラゴンズ、ひいては落合博満さんに感謝しているとコメントしています。
浅尾拓也さんは過去に「(野球人生が)太く、短くでも良いと思ってる」と壊れてしまうことへの覚悟を語ったこともあるようで、2011年までの全盛期の起用のされ方にまったく後悔は無いどころか感謝しているようですね。
まとめ
もう少し投げられたと思います。浅尾はそれでもプロ野球人生を満足しているのです。プロ野球人生を満足できない人が多い中、短命でありながらMVPもとり歴史に残る投手でした。
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