アレックス・ラミレス(Alex Ramirez、1974年10月3日-)とは、ベネズエラ出身の元プロ野球選手(外野手)です。
引退後はオリックス・バファローズの巡回アドバイザーを務めた後、2015年10月~2020年シーズン終了まで横浜DeNAベイスターズ監督を務めました。
基本情報 | |
---|---|
国籍 | ベネズエラ→日本 |
出身地 | カラカス |
生年月日 | 1974年10月3日 |
身長 体重 | 180cm 100kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 外野手 |
プロ入り | 1991年 |
引退 | 2014年 |
ラミレスは日本がしゃぺれるペラペラ
ベネズエラ出身で母語はスペイン語だが、マスコミ向けのインタビューには通訳を通して英語で答えていました。
日本語はメディアの前で披露することは少ないが、選手とのコミュケーションは可能でT-岡田が「今まで考えていなかったことに気づかせてくれた。日本語も上手だし、わかりやすい」と評しています。普段からかなりしゃべります。
また監督就任時の挨拶で「フィールド上では、日本語を使いたいと思っています。みなさんが思っているよりも日本語が話せますので! もし、フィールド場で私が笑顔で話して、選手が笑顔で返していたら、コミュニケーションができるということなので!」「戦略や細かいことなどは、通訳を通していきたいと思います。」と語っていた
インタビューや公式な発言は正確を期すため通訳経由にしてるみたいです。
インタビューとなると微妙なニュアンスの表現によっては誤解を与える事もあるので、そこは各選手・監督ともキチンと通訳を介する様です。
長い話や、伝えたいことをその場で伝えるのはあまりできないそうです。
あと、ラミレスは通訳の関根さんと言う絶対的な信頼をおく人がいて、その人にある程度任せてるところもあるのだと思います。
ラミレスの通算成績は?生涯年俸推移・資産・収入
NPB年俸総額40億9000万円+契約金(推定)
年 | 年俸(推定) | チーム | 背番号 |
---|---|---|---|
2013年 | 3億5000万円 | 横浜DeNAベイスターズ | 3 |
2012年 | 3億5000万円 | 横浜DeNAベイスターズ | 3 |
2011年 | 5億円 | 読売ジャイアンツ | 5 |
2010年 | 5億円 | 読売ジャイアンツ | 5 |
2009年 | 5億円 | 読売ジャイアンツ | 5 |
2008年 | 5億円 | 読売ジャイアンツ | 5 |
2007年 | 3億円 | 東京ヤクルトスワローズ | 3 |
2006年 | 3億円 | 東京ヤクルトスワローズ | 3 |
2005年 | 3億円 | 東京ヤクルトスワローズ | 3 |
2004年 | 2億円 | 東京ヤクルトスワローズ | 3 |
2003年 | 1億4500万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 3 |
2002年 | 9000万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 3 |
2001年 | 5500万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 3 |
MLB年俸総額57万2500ドル(推定5725万円※1ドル100円換算)
年度 | 年俸 | 差額 | 所属球団 | 背番号 |
2000年(26歳) | 21万7500ドル | +1万2500ドル | クリーブランド・インディアンス/ピッツバーグ・パイレーツ | 61 |
1999年(25歳) | 20万5000ドル | +5万5000ドル | クリーブランド・インディアンス | 61 |
1998年(24歳) | 15万ドル | - | クリーブランド・インディアンス | 61 |
ラミレスのタイトルは?
タイトル |
|
---|---|
表彰 |
|
ラミレス監督しての評価・通算成績
監督としての通算成績は692試合で336勝337敗19分、勝率.499。通算336勝は別当薫、三原脩に次いで球団3位3度のAクラス入りも別当、三原、権藤博に次ぐ球団4人目の快挙でした。
在任中はセ・リーグ4球団から勝ち越した
一方で、阪神タイガースには通算44勝74敗6分と苦戦し続けました。
2020年のトークショーでは 「毎回、阪神のことを話すと悪夢がよみがえる」と苦笑いを浮かべた
横浜のラミレス監督の前は中畑監督でした。
中畑監督も明るい性格で監督からチームを明るくしていこうというような性格が前面にでていました。ラミレス監督も選手の時からの持ち前の明るさがあり、同じような雰囲気を持っている監督と言えると思います。
また野手ということで近い視点で野球をみていることもあるのではないかと思います。
このことから選手も抵抗なくラミレス監督のもとで野球ができている印象を受けます。
新人監督の場合は負けが続くと監督の采配が良くないというようなマスコミの風潮があるので全てを真に受けてはいけません。
ラミレス監督は選手を信頼しているということを感じることができます。
その理由としては不振が続く選手でもある程度は変えないで使い続けます。またそれが原因で負けた時なども「そういうこともある」と口にしていました。
負けることは悔しいですが、この言葉を聞いて選手もより次からの試合に気持ちが高められると思います。
ラミレス監督は選手との信頼関係を築くのがとても上手な印象ですね。若手選手が良い意味で伸び伸びプレーできる環境を整えてあげているのが、横浜が躍進した要因となっていると思います!