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松葉貴大の課長や定時退社や残業はなぜ

松葉貴大の課長や定時退社や残業はなぜ

松葉貴大は中日ドラゴンズの投手で、しばしば5イニングを投げて降板することが多いため、ファンや放送で「定時退社」と表現されることがあります。これは、彼が標準的な投球回数を終えて降板する様子を、会社員が定時で退社する姿にたとえたものです。

 一方、6回目以降を投げる場合は「残業」と呼ばれ、特別な努力として認識される傾向があります。

「課長」という呼び方は、この企業的なメタファーを補完するもので、ベテラン投手としての信頼感やリーダーシップをほのめかす愛称と考えられます。

 2022年頃からXや放送で広まり、CBCの「サンデードラゴンズ」でも取り上げられました。

項目内容
名前松葉 貴大(まつば たかひろ)
生年月日1990年8月14日
年齢34歳(2025年5月時点)
出身地兵庫県神崎郡香寺町(現:姫路市)
血液型B型
身長/体重179cm/82kg
投打左投左打
ポジション投手
所属チーム中日ドラゴンズ(背番号38)
プロ入り2012年ドラフト1位(オリックス・バファローズ)
初出場2013年5月1日
年俸5000万円(2025年、2023年から3年契約)
出身小学校香寺町立中寺小学校
出身中学校香寺町立香寺中学校
出身高校東洋大学附属姫路高等学校
出身大学大阪体育大学
プロ経歴オリックス・バファローズ(2013~2019)
中日ドラゴンズ(2019~)
歴代背番号オリックス:11
中日:38
主な表彰阪神大学リーグMVP、最優秀投手賞2回、敢闘賞1回(大学時代)
備考好物はカレーハウスCoCo壱番屋のカレー
目次

松葉貴大の課長や定時退社や残業はなぜ

松葉貴大の課長や定時退社や残業はなぜ

松葉貴大の「課長」ニックネームとは

中日ドラゴンズの松葉貴大投手は、野球ファンから「課長」と親しまれています。このユニークなニックネームは、彼の投球パターンを会社員の勤務スタイルになぞらえた愛称です。

「定時退社」と「残業」の意味

この表現は2022年頃からSNSや放送で広まり、CBCの「サンデードラゴンズ」でも特集されました。特に2024年4月の8年ぶり完投勝利は「定時退社返上」として話題になりました

用語意味
定時退社松葉投手が5イニングで降板することを指し、会社員が定時で退社する様子に例えられた表現。
残業6イニング以上投げることを指し、通常の勤務時間を超えて働くことに例えられる。

参照記事:中日の“松葉さん”がトレンド入り 5回交代と残業ならず “定時退社”というワードも飛び交う(日テレニュース)

投球スタイルとニックネームの関係

松葉投手の最近の成績を見ると、平均投球回数が5イニング前後であることが多く、この特徴が「定時退社」という表現の由来になっています。

試合結果と投球内容

日付対戦相手イニング被安打失点勝敗コメント
2024年4月29日横浜DeNA961勝利8年ぶりの完投勝利を達成。
2025年5月4日巨人664勝利チームは7-4で勝利、松葉は4失点。
2025年5月18日巨人664勝利5勝目を挙げるも、被本塁打を悔いる。
2025年4月26日横浜DeNA850勝利128球の熱投で4勝目を手にする。
2025年3月29日横浜DeNA721勝利7回を投げて1失点、安定した投球を見せる。

この表は、松葉投手の投球スタイルや試合結果を簡潔に示しており、彼が「定時退社」や「残業」と呼ばれる理由を理解するのに役立ちます

参考記事:「出張で残業」今季初ビジター中日・松葉貴大が7回途中2失点の好投(日テレニュース)

5イニング降板が多かった背景

松葉投手が5イニングで降板することが多かった背景には、いくつかの要因が挙げられます。

松葉投手は130キロ台後半のストレートと変化球を巧みに織り交ぜる投球スタイルですが、打順が3巡目あたりになると捉えられるケースが多かったとされています。特に6イニング目が失点するケースが多かったというデータもあります。

  2022年シーズンには、立浪監督の要望に応える形でバンテリンドームでの5回限定登板が多かったと松葉投手自身が語っています。チーム方針として、特定の状況下で5イニングを一つの目安としていた可能性が考えられます。


ファン文化としての定着

松葉「課長」の定時退社・残業ネタは、野球ファンの間で親しまれる独特の応援文化となっています。このニックネームは、ベテラン投手としての信頼感と、日本のサラリーマン文化をうまく融合させた象徴的な例といえるでしょう。

愛称の定着と「残業」への期待

これらの愛称はファンやメディアに広く浸透しています。松葉投手自身も「定時退社」を返上し、より長いイニングを投げることへの意欲を年々高めています。

 2023年の夏、先発陣が苦しむ中で柳裕也投手が「先発陣で引っ張っていきましょう」と投手陣にハッパをかけたことをきっかけに、自身の5回までという制約に歯がゆさを感じ、「チームの力になれていないことが悔しかった」と語り、完投への目標を強く意識するようになりました。

 2024年の開幕前には「完投」を目標として公言し、同年4月29日のDeNA戦では9回1失点で見事8年ぶりとなる完投勝利を挙げ、「定時退社返上」を果たしました。この「超過勤務」はファンから大きな拍手で迎えられました。

 「今年は課長、来年は何になる?」というファンの質問に対し、「ステップアップして社長と呼ばれるようになりたいですね。チームで一番働きます」と意気込みを語っています

松葉貴大は2025年は“残業フルコース” — 数字で読む変化

松葉貴大は2025年は“残業フルコース” — 数字で読む変化

2025年の成績

登板投球回平均IP/GS6回以上率*
20241793.15.4847%
2025 (5/18時点)851.26.4688%

6回以上を投げた試合数÷登板数(記事・公式記録より集計)

主なロングイニング登板

2025年の松葉貴大は“定時退社の課長”どころか“残業常習者”へ――開幕から 8 登板で投球回は51回2/3、1試合平均6.46イニングとキャリア最高の“残業率”を記録しています。

4月26日には9回途中128球の熱投、5月3日は7回89球、5月18日も6回を投げ抜くなど、ほぼ毎試合が6回以上。2024年の平均5.5イニングと比べると1イニング弱も伸び、ファンの間では「残業代荒稼ぎ」「松葉部長昇進?」という新ワードまで生まれ始めました。

日付相手投球回残業ネタ
3/29DeNA7回0失点“年度初残業”
4/12阪神7回1失点“残業2時間”
4/26ヤクルト8.1回2失点“9回寸前・超過勤務”
5/03広島7回2失点“GW出張残業”
5/18巨人6回4失点“残業代で今季5勝目”

参考記事:中日 先発・松葉貴大は6回4失点ながら今季5勝目「今日の悔しさは絶対に忘れない…必ずやり返す」(スポニチ)

なぜ急に“残業しまくり”になったのか?

オフに下半身強化とカット・チェンジアップの割合調整を行い、球数を抑えながらゴロを量産できるようになったと本人が語っています。

「先発は7回まで投げて中継ぎ負担を減らす」方針が徹底され、松葉も“ホワイト企業”から“成果主義”へ移行。開幕2戦目での7回0封はその象徴です。

高橋宏斗・涌井らが不調や離脱気味で、先発層に空きが生じたため“残業要員”として抜擢されやすくなっています。

松葉貴大の課長や定時退社や残業よくある質問

なぜ松葉投手は“定時退社”と呼ばれるの?”

先発投手が勝利投手になる最低条件である5イニング(責任投球回)を投げ切ったところで降板する登板が多かったためです。

松葉課長”の“課長”はどこから?

5回までを堅実に抑える姿が“仕事をきっちりこなす課長クラス”と重なったことからSNSで定着しました。

完投した場合はどう呼ばれる?

9回を投げ切った際には“定時退社返上”や“残業代ゲット”などの呼称で報じられます。

まとめ:松葉貴大の課長や定時退社や残業はなぜ





 メディアもこれらの愛称を積極的に取り上げています。CBCテレビのドラゴンズ応援番組「サンデードラゴンズ」では、松葉投手の「定時退社」や「残業」に関する特集が組まれたこともあります。

 2024年6月30日の試合中継で実況アナウンサーが「定時退社」と表現した際には、SNS上で「面白い」という声と同時に、「実況で言うのはどうか」「本人やファンは嬉しくないのでは」といった賛否両論が巻き起こりました。

ファンはSNSなどで「#松葉これからも残業します」といったハッシュタグを用いるなど、これらの愛称を楽しみつつ、松葉投手の「残業」(長いイニングの投球)を期待し、応援しています。

 2025年4月20日の試合では、相手チーム選手の誕生日を祝う演奏中に靴紐を結び直して時間を作る松葉投手の気遣いが「理想の上司」として称賛されるなど、「松葉課長」の愛称は親しみを込めて使われています

松葉貴大の課長や定時退社や残業はなぜ

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yoshilover'sblogプロ野球好きの管理人のヨシラバーです。!ブログは2017年からやっているよ!住まいは東京です。東京ドームの近くです。スポーツを見にちょいとが高じて知識はほぼ専門家です。幼少期のころから野球の練習・観戦していたため、長年において積み上げた知識は誰にも負けないと自負しています。目指してた野球選手にはなれなかったため発信する場はありません。プロ野球への思いを発信する場としてまたそれが皆様の知識として役立てることができればと思ったことが、このメディアを起こした理由です。

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